薬剤師☆智の 耳よりなハナシ
『永遠の化学物質』PFASってなに?!
この名前を急に聞くようになってきたのは、2020年代に入ってから・・・、特に2022年から2024年にかけてです。
水道水に、基準値の何十倍のこれが検出された地域がある・・・。
『永遠の化学物質』と呼ばれるPFAS(ピーファス)は、ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物の総称です。非常に安定した化学構造を持ち、自然環境中でほとんど分解されないため、『永遠の化学物質(Forever Chemicals)』と呼ばれている所以。
水溶性であるため、水系を通じて広範囲に拡散する性質があります。
PFASはいろんな便利な性質をもった物質です。
水や油をはじく性質・耐熱性・耐薬品性・滑りがよい性質など。その特性のために、1940年頃から撥水加工の衣類、防水スプレー、焦げ付かないフライパン(フッ素加工)(←便利ですよね。(^_^;)消火剤、半導体製造、食品包装材など。そのとっても便利な特性のために、非常に幅広い製品や産業で活用され、その種類は1万種類以上あるとも言われています。
では、どうして問題になっているのか???

アート薬局 管理薬剤師
中村智子
こんにちは、薬剤師☆智です。
管理薬剤師の中村智子です。薬剤師歴は約40年あまり、製薬会社研究室勤務、調剤薬局勤務、専業主婦を経験し、その後、石川県金沢市中橋町にアート薬局を開局して、おかげさまで32周年となりました。
薬、漢方薬、敏感肌用スキンケア用品、体質改善用のサプリメントなどを扱っています。
- 日本薬剤師会 認定薬剤師
- 漢方薬 生薬 認定薬剤師
- NR・サプリメントアドバイザー
- 上級健康食品管理士