アトピー子育て(幼稚園の頃)
アトピッ子だった二人の息子たち
そのアトピー子の子育て体験記です =幼稚園の頃=
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アトピッ子だった二人の息子たち
そのアトピー子の子育て体験記です =幼稚園の頃=
ウチには現在、社会人になった長男と次男がいます。二人とも生後3週間目より、アトピーが出てきました・・・。
赤ちゃんの頃のエピソードはこちら
大きくなるにつれ、いろいろケアしたおかげで、アトピーの湿疹は徐々に治まってきました。
でもその後、長男はアレルギー性鼻炎、次男は喘息の傾向が・・・。
その後、極力塗り薬には頼らずに、スキンケアにつとめた結果、アトピーの湿疹は年々良くなっていきました。
でもその後、いわゆるアレルギーマーチと言われるように、長男はアレルギー性鼻炎と花粉症の傾向、次男は少しだけ喘息の傾向も出ましたが、いろいろと体質改善に気をつけて、現在では、いずれの症状もほとんど見られなくなりました。
その二人の息子のアトピー事情とその後の対策を順次、書いてみたいと思います。
長男、次男とも、夏場はほとんど普通のツルツルお肌になるのですが、冬場はやはり乾燥肌の為か、カサカサしたり、ひじやひざに多少赤みが・・・。
でも、その頃になると母親である私自身がアトピーの状態にも慣れ、カサカサ程度なら、スキンケアのみで十分対処できることがわかってきました。
ただ、長男が保育園の年中さんの頃になると、どうも3月のスギ花粉の頃には、目頭が赤くなり、痒がるように・・・。
そういえば、卵アレルギーのあった赤ちゃんは将来アレルギー性鼻炎になりやすい・・・、の言葉通り、鼻詰まりの症状・・・。
またまた、小児科の医師にその旨を訴えると、『では検査をしてみましょう』 と採血すると・・・、スギ花粉に対するラスト値が、≪2≫
え~~っ、まだ保育園児なのに~~~!?
スギ花粉症が発覚した年中5才の長男。
多少軽くなったりひどくなったりはあっても、ほぼ1年中、鼻炎の症状があり、鼻はグズグズ、 さらに、花粉の季節には、目頭が赤くなって、目をゴシゴシ掻く。
止めるようにいっても、言うことを聞かず、(そりゃ、痒いんだもんね・・・、当然手がいく。)
そういえば、私自身も小さいときから、鼻炎持ちで、小学校の時には、6年生ぐらいまでずっと耳鼻科に通っていました。行った時には、鼻の中を洗浄して、ネブライザーで薬を吹きつけ、その時は一応、スッとするのですが、1時間もたてば、元の木阿弥・・・・・。
治ってはいませんでしたが、中学生時代には、もう時間もなくなって通うのを止め、高校生時代までは、鼻は詰まっているのが、普通の状態でしたね。
(受験勉強が終わって、うつむいて勉強しなくなったら、軽くなったような記憶があります。)
長男も、私と同じ道を行くことになるのかしら・・・。
長男は、皮膚症状はほとんどなくなりましたが、1年中、大なり小なり鼻炎の状態。
下の子は、まだ皮膚がところどころが時々、カサカサしたり赤くなったり・・・。
そのころ、いろんな事情により、私が6年近くの専業主婦を卒業し、現在のアート薬局を始めることになりました。それで、長男がすでに通っていた自宅のすぐ裏の保育園に、次男のほうも普通より1年早く、2歳の未満児のクラスへご入園。
赤ちゃんの頃には、それぞれ、長男は卵中心に、次男はお米中心に除去をしていましたが、その頃には、お米はもちろん、2次製品は普通に食べていましたので、まずは保育園の給食も、特別には何もせず、みんなと同じご飯で様子を見ることにしました。
保育園なので、自校式!(学校じゃないけど)。
二人の調理員さんが常時いらして、ちゃんと朝から手作りで作ってくださいます。
温かいものを食べさせてもらえますし、栄養バランスも考えられていて、親の食事よりずっと立派!
最近の幼稚園では、親のお弁当が毎日だと保護者に嫌がられるからと、週2回は業者のお弁当、それも、子供のためというより経済性重視の出来合いの食品オンパレード、ひどいところになると、菓子パンだけ・・・(>_<) という風な幼稚園もあるようですが、その点は、保育園の方が恵まれているかもしれません。
『字を読めるように教えます!』 とか、『簡単な計算ができるように!』 とか、お勉強を重視して、宣伝される幼稚園も少なくないようですが、幼稚園の時期には、まず、体作りのほうはずっと大切なのではないでしょうか?
(しいては、頭の栄養にも通じるかと思うのですが・・・(^.^))
それまでは母親がおウチにいるお母さんだったので、長男は今まで夕方4時のお迎えだったけど、薬局を始めて時間が長くなり、おそ番のクラスに残ることに。
今まではお友達と遅くまで遊べる『おそ番』 のクラスがとてもとてもうらやましかったので、大喜び。居残りできるようになって、少しおやつも出るし、友達とも遅くまで遊べるのを楽しんでいた長男。
でも、まだ2才の次男は最初からおそ番のクラス。4時を過ぎると、普通のお友達はお迎えが来るのに、遅番の子供たちはまだまだ、お母さんが来ない・・・。
4時を過ぎるとすべて1部屋に集められるので、お兄ちゃんとも一緒になって、少し心強いのですが、いつも朝のお別れの挨拶は、『ママ、今日は早くお迎えに来てね。』 (今、考えれるとかわいいもんでした。(^.^))
長男は、かなりお肌の丈夫になり、アトピーはほとんど気にならなくなりました。でも、鼻炎の状態はあって、いつも鼻はグズグズ。
次男はまだ小さいせいか、全身ではなく一部のみですが、お肌にどこかアトピーがある状態。
その頃、長男のスギ花粉の数値もラスト値が2と発覚していたし、ハウスダストの数値もさらに上がってきたので、ずっと気になっていた2階の敷きこみのじゅうたんをはがして、すべて、フローリングに替えてもらう工事を大工さんにお願いしました。
これにより、我が家は1・2階ともすべてフローリングになり、畳があるのは、たたみベッドの部分のみ! 掃除機ををかけるのも、ササッとすむようになりました。
あと、ダニホコリのたまりやすいのは、カーテンと寝具だというこことで、また、前後して居間のカーテンもすべて洗えるものに取り替えました。
あとの問題は、強敵、『お布団』 のみか!?
寝具としてそれまで、私が結婚する折に持たせてもらっていた羊毛布団を使っていましたが、動物性のものは、アレルギーにはよくないという情報と、それから、週に最低2回の目標の“布団の掃除機がけ!”にとうとう音を上げ・・・。(目標であって、現実にはなかなかできない!!) いろいろ検討した結果、クリニック布団に買い替えました。
確か、最初はシングルの敷き布団と掛け布団を二組買って、並べて敷き、そこに長男と次男を両脇に従えて寝ていました。
そうしてしばらくすると、長男の鼻症状が軽くなり、そのため、中耳炎を起こさなくなってきました。
それから、もう一つ面白いことに、私自身がいつも秋になるとアレルギー性鼻炎を起こし、必ず水鼻ズルズル状態を10代のころから必ず毎年起こしていたものが、その年からほとんど出なくなりました♪
クリニック布団は本当にいいと思います。ホコリのたち方がぜんぜん違います。
お天気のいい日に布団を干していると陽の光で舞い上がるホコリが見えたりしますが、普通のお布団とはぜんぜん違い、ほとんどホコリがたちませんよ~~。
また、冬でも軽くて暖かいし。
敷き込みのじゅうたんをはずし、お布団をクリニックふとんに変え、とにかくベースとなるダニやハウスダストの負担が、ぐっと減ったせいか、長男の鼻炎がかなり軽減しました。(ついでに私自身の季節性鼻炎も!)
よく質問されるのですが、『自分のうちだけ一生懸命キレイにしても、時々行く、おばあちゃんちやお友達のおうちが、ハウスダストいっぱいだったら、無駄なんじゃないの??』
でも、やはり1番長時間いる、また寝ている時間も長い、自分のうちやお布団のダニほこりをぐっと減らすことにより、アトピーにしても、鼻炎にしても喘息にしても、ベースとなる炎症のレベルがぐっと下がるので、多少のダニホコリが来ても耐性が上がるようです。
普段から、炎症を起こして荒れている状態のところに、反応するものがくると、さらにひどいことになるのですが、炎症が落ち着いていると、バリア機能も正常の状態に近くなっているので、多少耐性機能も働いてくれるようです。
だから、自分ちだけやっても無駄!
ではなくて、一番長時間いる自分のおうちの対処が、いちばん重要!
ということになりますね。(^_-)-☆
長男も次男もともに、塗り薬には頼らなかったせいか、年齢が上がることによって、湿疹はぐっと軽くなってほとんど気にならなくなってきました。
でも、風邪をひくとその後鼻炎になりやすかった長男と違い、次男は風邪をひいた後、必ず咳が残るようになりました。そして、ある夜、咳が長引いているなと思っていたら、夜中に呼吸の音がなんか変!?
なんとなく、ひゅ~~っというような音が聞こえるのです。
次の日は、たまたま日曜日でした。
おかしいなと思い、小児科の当番医が近くだったので、受診してみると、喘息症状との診断。
『えっ?これが喘息発作というやつ!?』
私の身近には、それまでだれも喘息の症状はなかったので、まったく頭に思い浮かばなかったのですが、そう言われれば、それはまさしく、『喘息発作!』
出されたお薬は、しっかり気管支拡張剤と咳止め+去たん剤でした。
え~~っ! これもいわゆる典型的なアレルギーマーチじゃん!
初めて、“喘息様症状”と指摘され、しっかりと気管支拡張剤などを処方された次男。
それらを4~5日間服用することにより、ちゃんと、咳や喘鳴(ぜんめい)は治まってきました。
【注】喘鳴はヒューヒュー、ゼーゼーが聞こえることを言います。
でも、その後は、風邪をひくと熱は下がっても必ずそのあと、変な咳が残り、それが喘鳴に変わるので、結局、気管支拡張剤を飲ませないと、例の喘息へと移行してしまう・・・。ということが、1年近く続きました。
そうすると、だんだん私も要領がわかってきて、『あの咳が出るようになると、その後喘鳴が出て、喘息発作になる。』
喘息に症状になってしまってから、漢方薬を飲ませても、ちょっと間に合わない感じで、結局、気管支拡張剤のお世話にならないと治らないのですが、その前触れ(?)の咳の段階で漢方薬を飲ませると・・・・・、そこで阻止できて、喘息に行かない!!(*^^)v
ということが、わかってきました。
その後は、風邪をひいたあとは、必ず気をつけて、早め早に、漢方薬を飲ませ、そうしてるうちに、風邪をひいても、喘息発作はでなくなってきました。(*^_^*)
年中さんの頃には、風邪のあとに、数回の喘息発作を経験した次男でした。
が、これではいけない!と思い、アレルギー体質を改善するものを飲ませ、そして、風邪をひいたときには、その治りかけから、早め早めに喘息予防の漢方薬を飲ませる・・・ということを心がけているうちに、その結果、年長さんの頃には、気がつくと風邪もひきにくくなり、また、風邪をひいた時でも、そのあとの喘鳴や、喘息発作もまったく出なくなり、小学校に上がる頃には、すっかり喘息と縁がなくなりました。
よかった、よかった!(^.^)
次男が保育園の頃、長男は小学校へあがりました。
その頃には、もう気になるような湿疹はなく、お肌はごく普通に。
ただ、アレルギー性鼻炎はあり、大なり小なり、鼻はいつもぐずぐずいっていました。
その頃もう、私は薬局を開いていましたので、まず最初、その頃扱いだした スピルリナ製剤=リナマックス を飲ませるようになりました。
スピルリナは藍藻類の藻の1種の食品ですが、腸の中の善玉菌を増やして、アレルギーの改善を手伝ってくれますし、また、ベーターカロチン含有量が多いので、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれる・・・。
ということで、鼻の内側も粘膜ですので、丈夫になるようにと飲ませ始めました。
緑色の、あまり小さくない錠剤ですが、割と平たくてツルっとしているので、小学校低学年でもあまり抵抗なく飲んでいましたね。
小学校以降には、長男も次男も、食物除去等は全くなく、普通に小学校も中学校も給食を食べ、鼻炎もほとんど気にならなくなって、次男も、一時冬場は少し皮膚を痒がったりした時期もありましたが、それも、中学生になってからは言わなくなりました。
今では社会人となった長男が、大学生になるときに県外で下宿。
一人暮らしとなったため、食事内容を母親としては心配しましたが、常にリナマックスは持たせて、この10年間、悪化することもないようです。
0歳の時には、一体どうなるのだろうと、とても不安に思いましたが、結果的には、食品の原材料などにも注意する習慣もつき、結果的には良かったのかな!?
今では、アート薬局に来られたアレルギーのお客様には、『除去が必要で、大変な部分もあるかもしれませんが、見方を変えれば、とても吟味した食品を食べさせてもらえて、とっても子供さんは、幸せなのだと思いますよ。(*^_^*)』とお話しています♪
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