2012年10月号（No,93）  https://www.art-kanazawa.com/

■■■　もくじ　━━A_R_T___P_H_A_R_M_A_C_Y━━━━━━━━
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■　　　１　「糖化は老化」でもある事が最近大注目！(@_@)
■　　　２　ＡＧＥsをなるべく作らないためには？？
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こんにちは♪
アート薬局の《薬剤師☆智》です。(*^_^*)

━━・:*☆…━━━━━━━少しだけ自己紹介━━━

☆アトピッ子の子育て経験のある薬剤師が、
あなたのお肌や健康のお悩みにアドバイスを！
☆得意科目(?)は、無添加、無農薬、自然食品、無添加化粧品など！
☆ダイエットのためにと食事の前にリナ○○を飲んでたけど、抗糖化にもバッチリだわ！

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今年はなんだか、台風の多い年です。(>_<)

日本海側の金沢にやってくる頃には、ある程度弱くなってやって来ますが、
沖縄や太平洋側の地域は、本当に雨風が強く大変かと思います。
どうぞ、くれぐれもお気をつけくださいませ。

でも、台風が行き過ぎると、今度はすーっと気温が下がってきます。

気温が下がると、皮脂の分泌量が減り、また汗もかかなくなるので、
どんどんお肌が乾燥しやすくなります。

そして、お肌は乾燥してカサカサになるとかゆみを感じるように出来ていますので、
つい手がいって掻いてしまう・・・。
掻くと、角質や表皮に眼に見えなくても傷がついて、
そうすると、赤みや湿疹が出たり、外からのダニやほこりの刺激を
さらに受けやすくなってしまう・・・・。

ので、きちんとお肌を保湿してしっとりさせ、
お肌の保護の能力を極力落とさないことは、とっても大切なこと！！

その時に、油分を多用すると、さらに自分の皮脂を出す力が弱くなってくるので、
油分に頼らない、こちらの美容液がおすすめです！

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アトピー肌や、かなりの敏感肌やアトピー肌の方でも、
反応したりせず、“これなら大丈夫”と言われることが多いです。(^_-)-☆

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過去の“乾燥肌・敏感肌のメルマガ”も参考にしてくださいね。
https://www.art-kanazawa.com/news/2006/09/no21.html

では、本題のはじまりはじまり～～

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■■　１　「糖化は老化」でもある事が最近大注目！(@_@)
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さて、先月はアンチエイジングの一つとして、
女性ホルモンと大豆イソフラボンのお話しをメインに書かせていただきました。

また、以前から、活性酸素も老化の原因の一つと言われ、
抗酸化作用のある食品やサプリメントは、数年前から話題でした。

でも、最近もう一つ、アンチエイジングの大きな要素として、
『抗糖化』という言葉が、大注目されています！

つまり、『身体がさびるのが酸化』に対して、
『身体がこげるのが糖化』なんだそうです。

だから、抗酸化と抗糖化がアンチエイジングのキーポイント！！

じゃ、『身体がこげるのが糖化』の『糖化(とうか)』って、何？

糖化っていうのは、タンパク質が糖(グルコース)と反応して、変性すること。

NHKのガッテンでの説明では、
「パンや肉を焼くと、こんがりとキツネ色になり、美味しくなる化学反応」で、

「タンパク質」＋「糖」＝「茶色くなる」

食品の場合、コレは美味しくなる反応なのですが、
それが人間の身体の中で起こると、それは「老化の方程式」なんだそうです。

身体の中のタンパク質と、食品から摂る糖分が合わさって、
身体の中で、「糖化」されると、それが『焦げる』反応。

この反応は、フランスの科学者の名前をとり、『メイラード反応』と呼ばれます。

そして、この糖化によってできる産物が
ＡＧＥｓ＝Advanced Glycation End-products（終末糖化産物）。

この反応は、血中の糖分の量が多い方が多く進む。
つまり、高血糖の状態ですね。
だから、糖尿病は『老化を加速する病気』とも言えるそうです。

糖尿病の患者さんは血中のグルコース濃度が高いわけで、
当然、上記の糖化反応が起こりやすく、その分老化しやすい。(*_*)

実は、糖化の影響を受けやすいタンパク質として、
代謝の遅いコラーゲンが上げられrます。

コラーゲンはご存じの通り、体中の細胞と細胞をつなぐ接着剤のようなもので、
関節やお肌のハリにも、とっても大切なタンパク質。

そのコラーゲンが糖化されて、茶色く劣化してくれば、
当然、お肌のハリもなくなり、色も黒ずんできます。
（なんと恐ろしい・・・。(>_<)）

事実、糖尿専門のお医者様は患者さんの肌を見ることでも、
糖尿病の進行状態の目安がわかったりするそうです。

なので、高血糖の状態を作らないようにすることは、
アンチエイジングのためには、と～～っても重要なことだと、
ガッテンしていただけましたでしょうか？？
（え、真似したら怒られるのかな。(^^;))

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■■　　２　ＡＧＥsをなるべく作らないためには？？
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私たちは毎日、糖分や炭水化物を摂取して、
それをメインのエネルギー源としているわけですから、
まったく糖分を散らないというのは無理で、
また、摂らなければ身体に支障も出てきます。

なので、ある程度の糖化は避けられないわけですが、
でも、その中でＡＧＥsをなるべく増やさないためには、
『高血糖』の状態をなるべく作らないこと！！

（ＡＧＥは血糖値が160mg/dl以上になるとできやすくなる！）

糖尿病にならないように注意することももちろんですが、
糖尿病でない方でも注意が必要なのが、食後の高血糖です。

空腹時にあま～いチョコレートを多く食べたり、
糖分の多い菓子パンをそれだけ食べたりするのは、最悪！

これらは血糖値を急激に上げるため、一気に糖化が進む危険があります。(>_<)

また、食事の時にどういう順番で食べるかということも、とっても重要です。

糖化を予防する食事のコツは、『野菜から先に食べること！』

まずは、野菜や海草類などを先に食べ、次に魚やお肉などタンパク質、
そしてその後にご飯やパンを食べると、血糖値の上がり方が穏やかになります。

また、お腹がすいているからと早食いもよくない。
早く食べるとそれだけ、血糖値急上昇の原因になっちゃいます。
よく噛んでゆっくりと食事をすることも大切ですね。

また、それでも心配な方には、緑茶や中国茶、ウーロン茶などには
抗糖化作用があることがわかってきているそうなので、
そういうお茶やハーブなども、上手に取り入れていくと
さらに良いかもしれませんね。(*^_^*)

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～∵～＜編集後記＞～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～

最近、この『抗糖化』が注目されるようになってから、
抗糖化をうたったクリームや乳液などが、次々に発売されているようです。

でも、この糖化反応はあくまでも体内で起こっている現象なので、
化粧品やシャンプーなどに入れても、その効果には首をかしげると
抗糖化に詳しい同志社大学大学院の米井嘉一教授もおっしゃってます。

～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～

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